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描画材料研究資料掲載

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高橋メソッド

中津美術研究所

 油彩画三大様式が学べる

 唯一の美術研究所

美大を出たら高橋メソッド

 

伝統の10色以内で描く

名画のレプリカ展

俵屋工房・国宝複製事業

記録資料同時展示

  

美大で学べなかった技術を

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第一巻 フェルメール作「レースを編む女」 
第一巻 フェルメール作「レースを編む女」 (2)
DVD・名画に学ぶ油彩画技法シリーズ・第一巻[フェルメール] *フランス国立美術館連合〜ルーブル美術館公認

 創刊号「フェルメール作・レースを編む女」のご案内

 *資料提供・製作頒布に関する認可 2016.06 フランス国立美術館連合(フランス文化省管轄)取得済み

 

名画に学ぶ[RT・油彩画の技法ビデオシリーズ]は、高橋亮馬が長年構想してきた油彩画技法の新しいスタイルの「学習ガイダンス」です。

 

*このシリーズは、第一巻〜第三巻をフランスのルーブル美術館所蔵のフェルメール・シャルダン・コローの作品

の予定です。

  

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[DVD巨匠たちの技法シリーズ製作委員会]より

西洋絵画の描き方を、実際の映像を通じて分かりやすく伝えたい! 

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DVD・巨匠たちの技法シリーズ製作委員会代表の高橋です。

俵屋工房で博物館に展示する複製画の製作・絵具・画用液・顔料・ 筆などの画材研究と製造販売、高橋メソッド・東京美術

研究所[TAKMET]で、15〜17 世紀の油彩画三大様式を指導している絵師です。

 

 

 

■俵屋工房ホームページ 

 

 

 

 

■高橋メソッド・東京美術研究所展覧会風景 

 

 

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著書「裏側から見た絵画の世界」
[DVD・17世紀・ルーベンスの技法ビデオ(発売中)] ロンドン ナショナルギャラリー所蔵作品

 

このたびのプロジェクトは、これまでに培ってきた絵画技術と経験を活かして、いままでにない絵画技法ガイダンス[巨匠たち

の技法ビデオシリーズ]を製作します。テーマは、15 世紀のフランドルの作品から印象派の前の時代の作家と作品です。

*ビデオの詳細につきましては、予約ページをご参照ください。

  

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創刊号フェルメール作[レースを編む女]
ルーブル美術館蔵 *額装はイメージです。

 

 

私は博物館や美術館 の名画の複製を、これまでに数百点行ってきました。複製技術には、その作品が描かれた当時の

状態に加えて、変色・亀裂・変質といった原作者が意図しなかった経年変化、つまり、通常の描画技術とは異なる複雑な

要素が加わります。名画の深部に触れながらの仕事を繰り返してきたことで、名画の中の秘められている様々な情報を

見てきました。

私はこれを、名画を構成する「エレメント=元素記号」と呼んでいます。そして、「絵画表現の魅力と可能性に満ちた技術を

自分だけに留めておくのは勿体ない」と長い間、思ってきました。

 

「出来なければ出来ない」「出来れば簡単」、この壁を少しずつ壊していくのが絵画学習のポイン トです。このたびの技法

ビデオは、まさにその壁を崩す為のものです。名画の手法を、ビデオを 通じて一緒に学習できる今までにない絵画技法

ガイダンスを作ります。

 

巨匠たちの技術は、もう雲の上のものではありません。現代人は、過去の誰よりも多くを学ぶこ とが出来ます。巨匠たち

の技術、油彩画の魅力とその可能性を、可能な限り学んで頂いて、ご自身の制作に活かしてほしい。そして次世代にも

繋がることを祈っています。

 

絵を始めたきっかけ

 

私が絵を始めたのは、美術館でレンブラントの作品に一目惚れしたことがきっかけです。欲しく てたまらなかったのです

が、父親からは「買えない」と言われ、「ならば自分で描いてしまおう」。 これがきっかけだったのです。始めて描いたのは、

ベラスケスの「マルガリータ」。9歳の時です。とはいえ、かたちは似ましたが、色彩や風合いは、まったく異なっていました。

 

そこで、絵の先生や画材店に集う画家たちに、「ベラスケスの下地」「レンブラントの下絵」「画用液の処方」のことを聞き

ました。しかし、誰も知らないといいました。 「内外を問わず巨匠たちの描き方・油彩画の伝統技術を学ぶことは困難」。

ということを知ったのは、絵を始めて2年後の小学校4年生の時でした。

 

 

 

始めて描いたベラスケスの[マルガリータ]

 

それからは、自分の眼と感覚を頼りに試行錯誤を繰り返しました。多い時には、一日で3-4点を 並行して朝から翌朝まで

制作しました。それは、絵の勉強というよりも、「たくさんの名画を模写してコレクションしたい」でした。また、その仕上がり

基準は、ヒビや変色など経年変化を含めて、オリジ ナルとソックリにすることでした。油を煮たり、作品を土に埋めたり、

ストーブで温めては冷蔵庫に入れたり・・。 

 

 

 

左の写真は、小学生の時に模写したレンブラントの作品。額縁もオランダスタイルで自製
右の写真は、ヒビや筆跡の確認などをする斜光線系の検査
当時のレンブラントは「黄金の画家」と呼ばれていましたが、
黄変したニスを除去したら、黄金色ではなくなってしまったのです!

 

 

そんな当時の経験が、大人になってから、これほどまでに活かされるものとは予想しませんでし た。今では俵屋工房と

いう会社で博物館に展示する複製画を製作しています。国や行政からの依 頼で「偽物!」「贋作!」いや、オリジナルそっく

りの複製画を描く仕事です。

 

 

 

国内国立博物館史上初の完全手彩色で複製された
元長崎奉行所所蔵の[親指のマリア(原資)]
*複製画は長崎県歴史文化博物館蔵

 

 

 

国内初の完全手彩色による複製画制作風景

 

 

 

東京国立博物館での複製画につづきローマ法王グレゴリオ13世が描かせた肖像画の複製画

 

 

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デイビッド ロックフェラー氏来日記念パーティーに日本を代表する絵師としてご招待

 

 

絵画技術と材料

 

 数百年前に描かれた名画を複製するには、描く技術だけではなく、支持体・絵具・画溶液・筆・ 顔料などの取扱い技術も

必要です。このプロジェクトで製作するビデオでは、絵画表現の材料面 についても詳しくご紹介します。

  

詳しくは、ページ末尾の[注釈-1]をご参照下さい

 

 

 

 

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【Jacques BLOCKX IV 世・俵屋工房 高橋亮馬】 Belgium 会談 2014.05.11-13 前編 

 

 

 

【Jacques BLOCKX IV 世・俵屋工房 高橋亮馬】 Belgium 会談 2014.05.11-13 後編 

 

*ブロックス社と高橋亮馬については、ページ末尾の[注釈-2]をご参照下さい

 

 

絵は誰でも確実に上達できます

 

クラッシック音楽に、ベートーベン、バッハ、ブラームスによる 3B(スリーベー)があるように 油彩画には、15-17 世紀の

ファンエイク、ティツィアーノ、ルーベンスによる[油彩画三大様式] があります。私はこれを、それぞれの頭文字をとって

V・T・R の様式として、

油彩画の基礎を学ぶ上での規範にしています。「高橋メソッドの技法教則本」はその為の教科書です。これまでに、

たくさんの画学生を指導してきましたが、例えば、ラファエルやダビィンチの名画をテキストに 描けば、皆さんが美術館

に飾っても遜色のない仕上がりに至っています。

 

絵の先生は、山登りや旅行のガイドさんと一緒だと思っています。まずは、登山する前のウォー ミングアップ~登山口

〜5合目〜頂上へと。安全に無理のないように、皆さんを導いて素敵な風 景を体感してもらいます。キャンバスも最初は

何も見えませんが、下絵・本制作・仕上げ層へと 目の前の風景は、見る見るうちに素晴らしく変化して行きます。

 

創刊号の手本は、フェルメールです。こんな問答が聞こえそうですが・・

「私に、この絵が描けるのですか?」
「はい!あなたにも、この絵が描けます!」
 

*高橋メソッド・東京美術研究所については、ページ末尾の[注釈-3]をご参照下さい

 

 

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高橋メソッド・東京美術研究所の「研究生作品」と築140年の教室で「研究生の皆さん」と

 

 

名画の技法は謎だらけ!

「名画」がきっかけで「迷画」に陥った! そんなことはもう言わせません!

 

 油彩画の長い歴史の中で、巨匠たちの技術の多くが、謎というベールに包まれてきました。西洋 絵画を学ぶための

的確なガイダンスが未だに存在しない理由でもあります。私は博物館や美術館 の名画の複製を、これまでに数百点

行ってきました。

 

 このプロジェクトの創刊号のテーマ作品は、年間入館者数900万人以上といわれるフランスの ルーブル美術館にあり

ます。 入館者の中には、絵を描いている一般の方、画学生やプロの方もい らっしゃるでしょう。その中には、例えば、

モナリザに魅了されて自宅に帰ってから、実際に制 作(模写)された方も、数万といらっしゃることでしょう。果たしてど

れだけの方が上手く描けたでしょうか。大半の方は、「巨匠たちの技術は、高度すぎて雲の上レベル」「自分には無理」。

結果的には「巨匠たちの描き方は、尊敬しつつも敬遠して、自分の描き方に戻る」・・そんなケ ースが大半ではないで

しょうか。

 

失敗には必ず原因があります。名画を模写する時に初心者の方が失敗する原因は、名画の画面を 最初から得ようす

ることです。つまり、モナリザを一層だけの工程で仕上げようとすることです。

 

古い時代の名画は、大方2層~4層ほどの工程で塗り重ねられています。

例えば 4 層で仕上げた状態を 100%とした場合、各層の技術量は 25%程度に分割されます。

 

 これを、ゴルフに例えると「400 ヤードパー4」・・

 これは、400 ヤード先のホールに、一度にボールを入れるのではなく、4 回に分けて入れます。 これによりワンショット

(各工程)に求められる技術やリスクも、ざっと四分の一に減少されます。

 

独学での模写の失敗原因は、初心者がホールインワンを狙うのと同じ行為です。逆にいえば、成 功する確率はゼロに

近いのです。とはいえ「一枚の名画をどのようにして、四分割すれば良いの か」実は、それが最大の問題なのです。

でもご安心下さい。このたびの技法ビデオでは、下絵・ 中間制作・仕上げ層と、それぞれの工程に明確な手本を、ご案内

しながら仕上げていきます。ぜ ひ、皆さんも挑戦してみて下さい。

 

*失敗例については、ページ末尾の[注釈-4]をご参照下さい

*制作の実際については、ページ末尾の[注釈-5]をご参照下さい

 

 

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第一層目の下絵第二層目の中描き?

 

 

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「第三層目の中描き」と「第四層目の仕上げ層」

 

 

技法ビデオの創刊号はフェルメールの作品

 

技法ビデオのテキストとしてどの作品を選ぶかについては、絵画技術のガイド役として二つの基準で選びます。

 

1.無理せずに安全に行ける目的地=各巨匠の作品の中でも特に描きやすい作品

2.目的地までの道のりも美しい風景であること=制作途中も綺麗・完成したら飾れる作品

3.再び出掛けたくなるような場所=また描きたくなる~学習意欲をそそる作品

 

同じ作家の作品でも、とても難しいものもありますので、ご自分の判断で選択ミスをして模写に よる勉強方法を辞めてし

まうケースもあります。模写を通じて学習する場合は、テキスト選びに も注意が必要です。 

 

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フェルメール作[糸を編む女]
ルーブル美術館蔵 *額装はイメージです

 

07-504712/ MI1448 La Dentelliere Vermeer Johannes (1632-1675)

Paris, musee du Louvre c RMN-Grand Palais (musee du Louvre) /

Gerard Blot / distributed by AMF

 

ビデオの詳細につきましては、ページ末尾の[注釈-6] をご参照ください。

 

■本プロジェクトで製作したビデオの売上の一部を、文化財保存のためフランス国立美術館連合を通じてルー ブル美術館

に寄付します。 

 

 

歴史は学ぶだけのものではなく、

次世代に繋げていくものでもあると思っています。

 

このプロジェクトの技法ビデオは、国内での販売を許可されていますが、フランスをはじめ世界 各国での販売許可申請を

行うことになっています。近い将来、皆様のご支援で出来たこのビデオ が、ルーブル美術館のミュージアムショップなど

でも陳列される日が来ると思います。過去の巨匠たちの存在と技術を、次世代へ繋げる事業です。このようなかたちで

油彩画の歴史に 直接関われる喜びを皆様と共有したいと存じます。

 

名画に学ぶ油彩画技法ビデオシリーズ製作委員会代表

高橋 亮馬 

 

 

 

[注釈-1]  絵画技術と材料について

 

 ■支持体には、銅板をオリジナルと同じように釘で切り抜いて、イタリアの古い記録を調べて下地を作ります。 切り出した

銅板に油彩絵具での彩色〜手作業で製作した円形手工パネル ■絵具は、鉛白を独自の処方で練って作ります。練る道

具も開発したものです。シルバーホワイト(クレムス白)は、ベルギーBLOCKX社で絶賛されました。*TAKAHASHI SPECIAL

として同社での開発を予定しています。 ブロックス社「ジャックス ブロックス氏との会談」〜クレムニッツホワイト 「高橋スペ

シャルの打合せ」*ベルギーブロックス社の研究室にて ■絵具を練ったり、メディウムに使う油は、ドイツやスエーデン産を

現地に行って仕入れてから、水と白土と太陽の作用で、半年間かけて作ります。これは15世紀の処方をヒントにして改良を

重ね製法です。 コールドプレスド リンシードオイル(低温圧搾)の 15 世紀の精製法 ■筆には、毛の組み方〜糊付け方法〜

脱脂処理・・など、様々な製法と設計研究の上、広島の熊野の最高の脱脂プラントのある工場で、最良かつ希少なコリンス

キーを使って作っています。 市販製品の調査研究と用途に合わせた筆の設計 ■顔料は、アフガニスタン産の最高グレード

のラピスラズリから作ったり、国内の山や河川から採取した貴石を含む天然鉱石から作ります。 俵屋工房製最高品位・天然

ラピスラズリ絵具 顕微鏡による各社製品・顔料分散比較検査 *左側が高橋亮馬製手練り絵具は緊密かつ均等に分散

■特殊な支持体製作・・某美術館のための国内最大級の支持体製作・北海道にて 2016/10-2017/01 このように、ほとん

どすべての材料を、制作条件に合わせて処方~自製しています。

 

[注釈-2] ブロックス社について

 

 画材のブランドのクオリティでは、あのロールスロイス社に匹敵するBLOCKX社です。当時のご当主のジャックス・ブロック

ス氏と画家のダニエレ氏と三日間に渡って会談しました。主な内容は「ブロックス絵具の特性」と「油彩画の伝統技術の復興」

についてです。 ブロックス氏は「ブロックス社は、四代に渡って化学者として良質な素材と長い間に培ってきた技術と経験で

絵具を作ってきた。この絵具を、実際に活用できるのは、あなた方、絵師たちだ。私たちは、これからも良いものを作っていく

ので、あなたには、油彩画の伝統と本来のスタイルを復興してほしい。それは、あなたしか出来ないことだ」と、過分なご評

価を頂きました。とはいえ、油彩画技法の伝統崩壊は1500年代から始まっています。 また、近年では絵画表現の方法とし

ての油彩画離れも急速に増えています。その原因は、この技法の本来のスタイルが15世紀以降、正しく伝わって来なかった

からです。その本来のスタイルとは、決して複雑なものではありません。つまり油彩画技法は、「油と顔料」によるものではな

く、「樹脂とバルサムと顔料」による樹脂油彩絵具によるものであり、その取扱い方法には、いくつかの明確なルールがある。

ということです。このことを、数百年に渡って守り続けてきたのが、世界唯一のBLOCKX社なのです。

 

[注釈-3]  高橋メソッド・東京美術研究所について

 

 絵画表現は、当初は「ないものを頭でイメージして絵としてリアルイメージにする」ものです。一方、高橋メソッドでは、「リア

ルイメージ(手本)をリアルイメージ(複写)に」する訓練を通して絵を学びます。書道や音楽のように、手本を出来るだけ同じ

ように真似る訓練と一緒です。そして、その手本となるのが油彩画の起源の15世紀のフランドル、16世紀のイタリアルネサ

ンス、17世紀のネーデルランドの名画です。 「素人が、美術館の名画を手本にして描けるの?」 どのような名画であれ印刷

機のように瞬時に描いている訳ではなく、音楽の音符のように一本一本のストロークで構成されています。その一本のスト

ロークのほとんどが小学生でも描けるものなのですが、それが出来ないのは、頭と手と画面の連絡がしっかりとれていない

のが原因です。高橋メソッドでは、

この一本のストロークから、名画を手本にして描けるように訓練するので、どなたでも描けるようになるのです。

 

[注釈-4] 失敗例について

 

【失敗には原因がある】 上手く描けなかった理由。結果には、必ず原因があります。その一部を書いてみましょう。 ■準備

編 1.ルーブル美術館で買ったモナリザのポスターを手本にして同じサイズで描いた。 2.買ってきたキャンバスをそのまま

使って描き始めた。 4.絵の手本(ポスター)と入手したキャンバスの縦横の比率が違って変になった。 5.軟毛質は高価なの

で安い豚筆を買って使ったが、筆が硬くて失敗した。 6.オリジナルは板とあるが、入手方法や下地の塗り方が分からなくて

挫折。 ■描画編 1.目分量でかたちを転写したが、変になった。 2.木炭でデッサンをしてから絵具を塗ったらデッサンが消え

てしまった。 3.デッサンを適当に描いたら、塗り方も分からず何度も修正しながら描いた。 4.油絵具で下絵を描き、すぐに

上塗りしたら下絵が溶けて分からなくなった。 5.どの画用液を使えば良いのか分からないので揮発油だけで描いた。 6.下

絵や中描きが分からないので、ポスターと同じように描いたが発色しない。 7.手前の人物から始めて背景を描いたが輪郭

の処理がまったくできなかった。 8.細部に絵具を沢山塗ったら、微調整が出来ず、形が崩れた。 9.モナリザは絵具を百層

塗り重ねて描いたと習ったが3層目から形が狂った。 このように、失敗の原因はいろいろありますが、最大の原因は、手本

のポスターや画集に見える状態を、最初から得ようとすることです。 

 

[注釈-5] 制作の実際について

 

【作品の構造は地層と同じ】 古い時代の絵画は、下絵層~中描き層~仕上げ層のように、絵具層は、何層か塗り重ねて仕

上げられています。また、作品全体の構造を人に例えると・・ ・絵具層が「筋肉」 ・板やキャンバス の基底材は「骨格」 ・

作品を守るニス層は「皮膚」 となります。 このように一枚の作品、そしてそれぞれの部分は、地層のように複数の処理工

程によって構成されているので、一度塗っただけでオリジナルと同じ状態を得るのは、基本的に無理なのです。 【名画は

制作工程を分割することで誰でも描ける】 モナリザを実際に描くとすると、初めての人でも頑張れば四層くらいで、かなり

良い状態に仕上げる事が出来ます。 その四層とは・・

 

■下絵層(30%)デッサンに続く最初の油絵具層 デッサンを陰影に置き換える程度。逆にいえば 発色効果は望めない。

■中描き一層目(50%)下絵層と同じ絵具を使って同じ絵具層を塗り重ねる。

■中描き二層目(80%)一層目と同じことを繰り返すが発色は自動的に一層良くなる。

■仕上げ層(100%)二層目と同じことを繰り返すが発色は、それまでのものと比べ遥かに良くなる。

 

*各%は仕上がりまでの状態を示すほか、各工程で求められる諸要素と技術量 どのようなベテランでも、一度でできるこ

とには限度があります。その限度内で出来ることを行うしかないのです。そして、「この工程では、どのようにアプローチし

て、どこまで描けば良いのか」について、具体的な[状態]を、実際にお示しお伝えするのが、 このたび製作するこの技法

ビデオです。

 

[注釈-6] ビデオの内容について

 

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名画コンダクター・高橋亮馬が皆様を“フェルメールの世界へ

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撮影項目(概要)*シーンは大まかに3部作+次号予告

 

■イントロダクション

[T]油彩画技法の特長と歴史  [U]作家:フェルメールについて [V]作品:「レースを編む女」制作展開 *ビデオの流れ

 

■制作準備と骨刷り

【支持体製作】 @材料と道具 A下準備と処方 B製法  【骨刷り】 @原資と複製のサイズ設定法 Aデッサン転写法

 

■下絵か仕上げまで

【 画材の紹介】 @メディウムの組成など A下絵・・誰でもできる最初の絵具層(彩色) B本制作・・下絵と同じ方法で本

制作 C仕上げ・・下絵と本制作が出来たら仕上げ層

 

■サプリメント []]*様々なワニスと塗布方法 *額装について

 

*次回作のご案内 *パリ・ルーブル美術館蔵作品(未定) 決定次第・フランス国立美術館連合AMF申請